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1.0 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 の新機能
1.1 Data Protection Manager サポート
1.2 Windows 2003 R2 サポート
1.3 File System Agent for FreeBSD
1.4 Universal Serial Bus (USB) ストレージ デバイス サポート
2.0 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能
2.1 スマート リストア
2.2 [リストアの最適化]オプション
2.3 Disk Staging Option
2.4 Microsoft SharePoint Portal Server サポート
2.5 Window XP および Windows 2003 での OBDR (One Button Disaster Recovery)サポート
2.6 VSS 増分/差分バックアップ サポート
2.7 64 ビットのサポート
2.8 Windows Virtual Server 2005 および Virtual PC 2004 のサポート
2.9 ユーザ プロファイル ユーティリティ
2.10 NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster クラスタのサポート
3.0 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 の変更内容
3.1 既存機能の拡張
4.0 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の変更内容
4.1 既存機能の拡張
4.2 サポートされない機能
5.0 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能
6.0 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能
今回リリースされた BrightStor ARCserve Backup for Windows では、以下の機能がサポートされています。
- Data Protection Manager サポート
- Windows 2003 R2 サポート
- File System Agent for FreeBSD
- Universal Serial Bus (USB) ストレージ デバイス サポート
BrightStor ARCserve Backup には Microsoft Data Protection Manager(DPM)サポートが含まれています。 DPM は Windows Server 2003 Service Pack 1 および Microsoft .NET Framework 1.1 Service Pack 1 がインストールされた Windows Server 2003(Standard または Enterprise Edition)および Windows Storage Server 2003(Standard または Enterprise Edition)上で稼動します。
以下のサポートが提供されています。
- DPM サーバの完全な保護
- DPM サーバの惨事復旧を実装するための手動の手順
- 選択的に保護する機能
- DPM サーバ、および DPM サーバで保護されている製品サーバにデータを回復する機能
- DPM レプリカの個々のファイルおよびディレクトリを選択的に回復する機能
BrightStor ARCserve には Windows 2003 R2 用の VSS サポートが提供されています。 これには、以下のアプリケーションとサービス ライタの保護、および回復が含まれます。
- Active Directory Application Mode (ADAM ライタを使用)
- Distributed File System (DFS 複製サービス ライタを使用)
- File Service Resource Manager (FSRM ライタを使用)
BrightStor ARCserve Backup Agent for FreeBSD は、FreeBSD 特有の機能に加え、基本的なバックアップおよびリストア機能を提供します。 File System Agent for FreeBSD では、FreeBSD バージョン 4.11、5.3、および 5.4 をサポートしています。 FreeBSD 特有の機能には、以下のようなものがあります。
- FreeBSD アクセス コントロール リスト(5.3 および 5.4)のバックアップおよびリストア
- 拡張属性(5.3 および 5.4)のバックアップおよびリストア
- ファイル システム フラグ(4.11, 5.3 and 5.4)のバックアップおよびリストア
- 固有属性フラグのバックアップおよびリストア
- Fast File System のバックアップおよびリストア サポート
- バーチャル ホストのバックアップおよびリストア サポート
- VINUM 論理ボリューム のバックアップおよびリストア サポート
BrightStor ARCserve Backup では、BrightStor ARCserve Backup サーバに接続されている以下のタイプの Universal Serial Bus (USB)ストレージ デバイスを検出できます。
- テープ ドライブ
- メディア チェンジャ
- USB リムーバブル ドライブ
USB ストレージ デバイスをお使いの BrightStor ARCserve Backup サーバに接続した後は、すべてのバックアップおよびリストア操作にそれらを使用することができます。
ここでは、BrightStor ARCserve Backup の強力な新機能を理解し、十分に活用できるよう、BrightStor ARCserve Backup に追加された新機能の概要について説明します。今回リリースされた BrightStor ARCserve Backup for Windows では、以下の機能がサポートされています。
- スマート リストア
- [リストアの最適化]オプション
- Disk Staging Option
– ファイル システム デバイス容量管理
– マルチ ストリーミング
–
SnapLock サポート
– コマンド ライン サポート
- Microsoft SharePoint Portal Server サポート
- Window XP/2003 での OBDR (One Button Disaster Recovery)
- VSS 増分/差分バックアップ サポート
- 64ビットのサポート
- Windows Virtual Server 2005 および Virtual PC 2004 のサポート
- ユーザ プロファイル ユーティリティ
- NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster 環境のサポート
スマート リストアは、メディア エラーが発生した場合でもリストア ジョブが中断なく続行できるように、BrightStor ARCserve Backup が行う自動化処理です。 メディアまたはテープ ドライブのエラーやハードウェア問題により、リストア ジョブが失敗することがあります。 この場合、BrightStor ARCserve Backup は、直ちに環境をスキャンして、リストアされているバックアップ セッションの重複コピーを検索します。 この機能は、Disk Staging Option または tapecopy を使用してバックアップを実行するときに利用できます。 バックアップの重複またはクローンが存在する場合は、BrightStor ARCserve Backup が、コピーされたセッションを使用して、リストア ジョブを自動的に完了させます。
BrightStor ARCserve Backup が重複したバックアップ セッションを検出した場合(1 つのセッションがテープ メディアにあり、もう 1 つのセッションがファイル システム デバイスにある場合)、[リストアの最適化]オプションにより、ファイル システム デバイスにあるセッションのデータからリストアするように BrightStor ARCserve Backup を設定します。 この機能は、Disk Staging Option または tapecopy を使用してバックアップを実行するときに利用できます。
ほとんどの場合、ファイル システム デバイスからデータをリストアする方が、テープ メディアからリストアするより高速です。 ただし、高速読み取り機能のあるテープ メディアやライブラリを使用している場合、[リストアの最適化]オプションを無効にすることを検討した方がよい場合もあります。
[リストアの最適化]オプションはすべてのリストア操作に適用されるグローバル設定で、デフォルトで有効になっています。 [リストアの最適化]オプションを無効にするには、[リストアの最適化]チェック ボックスのチェックを外します。
Disk Staging Option を使うと、ステージング エリアと呼ばれる一時的なデータ ストレージ領域にデータをバックアップし、恒久的なストレージ メディアにデータを移行(コピー)し、後でステージング エリアからデータをパージできます。必要なら、ステージング デバイスから直接データをリストアすることもできます。
ファイル システム デバイスへのバックアップは、通常、テープ メディアへのバックアップより高速です。バックアップが高速であると、バックアップ ウィンドウも小さくなります。さらに、ファイル システム デバイスにジョブを同時にストリーミングすることで、バックアップ ウィンドウをさらに小さくすることができます。
BrightStor ARCserve Backup では、複数のジョブを同時に FSD へマルチ ストリーミング可能です。ベース製品では、ジョブごとに最大 2 ストリームまで同時に書き込むことができます。Disk Staging Option のライセンスを取得すると、同時に処理可能なストリーム数は(各ジョブおよび各ステージング グループに対して) 32 まで増加できます。
また、Disk Staging Option は、リストア ウィンドウのサイズを小さくします。テープのロードとシークによる遅延がないので、データをディスクからリストアする方がテープからリストアするより一般的に高速です。データをステージング デバイスにバックアップする場合は、テープ メディアにデータがコピーされた後でも、データがステージング デバイスに残るよう、ポリシーを作成できます。2つの場所に存在する(デバイスとテープ)データをリストアする必要がある場合は、オフサイトのボールトで保存されているテープからデータを取得する代わりに、データをステージング エリアから直接リストアすることで、リストア ウィンドウを軽減します。
Disk Staging Option は、ステージング ポリシーを定義することで、バックアップ デスティネーションを柔軟に変更できます。たとえば、テープ ライブラリが無効になっている場合は、別のファイル システム デバイスやライブラリを使用してバックアップ ジョブを行うことができます。同様に、ファイル システム デバイスが容量のしきい値に達しているか無効になっている場合は、テープ ライブラリを使用してバックアップ ジョブを行うことができます。
注: ジョブが作成された後で、バックアップのデスティネーションを変更することはできません。
さらに、ステージングには、以下の特長があります。
- ファイル システムの容量管理
- マルチ ストリーミング
- SnapLock サポート
- コマンド ライン サポート
ファイル システム デバイス容量管理
Disk Staging Option を使用すると、ファイル システム デバイスの容量しきい値を指定できます。 このしきい値は、総使用量、またはディスクの総使用容量の割合(%)として指定できます。 この機能には、以下の利点があります。
- BrightStor ARCserve Backup がディスクの総容量を消費しないように、ファイル システム デバイスへ書き込んでいるときに使用ディスク容量がしきい値を超えると、バックアップ ジョブは失敗します。
- 全体的なバックアップの成功率を上げるには、BrightStor ARCserve Backupがデータの移行に失敗した場合にオンホールドの代わりのジョブを作成する、またはディスクがいっぱいになっている状態で最終のデスティネーションにデータをバックアップする代わりのジョブを作成するよう、ステージング ポリシーを定義できます。
- フル バックアップ、増分バックアップ、および差分バックアップを実行できます。
マルチ ストリーミング
Disk Staging Option を使用すると、同じファイル システム デバイスに複数のジョブが同時にバックアップされ、バックアップに要する時間が短縮されます。マルチストリーミングを使用すると、バックアップ ジョブを実行しながらデータのリストアができます。
BrightStor ARCserve Backup ベース製品では、2 つのジョブを同時にストリームできます。それ以上のジョブをストリームするには、Disk Staging Option のライセンスを取得する必要があります。Disk Staging Option のライセンスを取得すると、32 個までのジョブをステージング デバイスに転送することができます。
SnapLock サポート
SnapLock™ は、消去および再書き込みができないWORM(Write Once Read Many)データ セキュリティを提供する、Network Applianceのテクノロジです。 SnapLock は、ONTAP™ バージョン 6.4.1 以降をサポートする Network Appliance の NAS(Network Attached Storage)デバイスで利用できます。
SnapLock 保護を使用してデータをバックアップすると、指定した保持期限が経過するまで、バックアップ データをパージまたは上書きすることができなくなります。 この機能により、データ保持に関する規制で定められている要件に確実に準拠することができます。
コマンド ライン サポート
BrightStor ARCserve Backup では、グラフィカル ユーザ インターフェース(GUI)またはコマンド ライン ユーティリティを使用して、ステージング デバイス ジョブのバックアップを作成することができます。 テープへのコピーに失敗した場合、クエリ ツールを使用して、ステージング デバイス上のファイルとセッションの内容を分析することができます。 パージ ツールを使用して、ステージング デバイスからセッションをパージし、ステージング デバイスのデータを削除したり空き容量を増やすことが可能です。
BrightStor ARCserve Backup Windows Agent for Microsoft SharePoint は、Microsoft SharePoint Portal Server 2003 および Microsoft Windows SharePoint Services データを効率的にバックアップおよびリストアするために、BrightStor ARCserve Backup とともに動作します。このエージェントにより、BrightStor ARCserve Backup は、サーバとのデータの送受信方法の一貫性を保ちやすくなります。
Agent for Microsoft SharePoint は、バックアップとリストア操作を可能にする、以下のような、多くの機能を提供します。
- Microsoft SharePoint Portal 2003 と Microsoft Windows SharePoint Services のバックアップおよびリストア機能を提供します。
- Microsoft SQL Server および MSDE/WMSDE データベースのバックアップおよびリストア機能をサポートします。
- インデックスの検索、逆互換性ドキュメント ライブラリ、Microsoft SharePoint Portal 2003 インストールでのシングル サインオン データベースの保護を提供します。
- SharePoint データベースで、データベース全体、差分、ファイルおよびファイル グループの差分、トランザクション ログ バックアップをサポートします。データベース以外のデータ(検索インデックス)では、完全なバックアップのみがサポートされます。
Disaster Recovery Optionは、Windows XP および Windows 2003 での OBDR(One Button Disaster Recovery)をサポートするようになりました。 従来の惨事復旧では、システムの復旧には、ブートCDとフロッピー ディスクが必要でした。 BrightStor ARCserve Backup のOBDRサポートとOBDR対応のハードウェアを使用すると、1台のテープ ドライブを使用して、システムを復旧できます。 OBDRは、ASR(Windows Automated Systems Recovery)テクノロジを使用します。
OBDRのユーザ インターフェースが変更され、エラーの記録と高速復旧速度も向上しました。
Disaster Recovery Option と Disk Staging Option との統合
Disaster Recovery Option は、Disk Staging Option と統合されます。バックアップを移行またはパージすると、惨事復旧情報の更新が自動的に開始され、Machine Specific Recovery の情報を最新に保ちます。
StorageTek ACSLS の惨事復旧
惨事復旧は、StorageTek ACSLSテープ ライブラリを使った、Windows 2003バックアップ サーバのローカル復旧をサポートします。
Windows Small Business Server 2003 の惨事復旧
Windows Small Business Server 2003の惨事復旧を使用すると、Microsoft SharePointおよび Exchange データを含む、Windows Small Business Server 2003 のデフォルト構成をバックアップおよびリストアできます。
Windows XP および Windows 2003のDRScarSession ユーティリティのサポート
DRScanSession ユーティリティは、ローカルの惨事復旧処理用に、Windows 2000、Windows XP、Windows 2003でサポートされています。 これを使用すると、サーバのバックアップを含むテープ メディアから、ローカルのバックアップ サーバを復旧できます。
BrightStor ARCserve Backup r11.5では、バックアップで選択できる2つの方法が追加されました。
増分バックアップ - 最後のフル バックアップまたは増分バックアップ以後に変更があったファイルのみをバックアップします。 各バックアップ後に、バックアップ ファイルは、変更されない限りは次の増分バックアップ ジョブ中にバックアップされないようマークされます。 この方法を使用したバックアップ ジョブの処理には通常より時間がかかりません。 ただし、増分バックアップからファイルをリストアするには、最新のフル バックアップと後続のすべての増分バックアップのジョブの両方を供給する必要があります。
差分バックアップ - 最後のフル バックアップ以後に変更があったファイルのみをバックアップします。 差分バックアップ ジョブは、バックアップされたとしてファイルをマークしないため、最後の差分ジョブでバックアップされたファイルが再度バックアップされます。 この方法を使用したバックアップ ジョブの処理には通常より時間がかかります。 ただし、差分バックアップからファイルをリストアするには、最新のフル バックアップと最新の差分バックアップのみの供給で済みます。
BrightStor ARCserve Backup は、さまざまなWindows 64ビット オペレーティング システムにインストールできるようになりました。 以下の64ビットWindowsプラットフォームがサポートされています。
- Intel Itanium (IA64) ファミリ
- AMD Athlon64 および、Opteron、Intel Xeon EM64T を含むx64ベースのシステム
以下の BrightStor ARCserve Backup Agents and Options は、64ビット Windows プラットフォームでサポートされています。
- Through Windows-on-Windows (WOW64)
– BrightStor ARCserve Backup Server (ネイティブの Client Agent for Windows が必要)
–
BrightStor ARCserve Backup Portal 対応
–
BrightStor ARCserve Backup Manager and Cross-Platform Management
– サーバ管理
–
Enterprise Module
– Disk Staging Option
–
Tape Library Option
–
Storage Area Network (SAN) Option
– 診断ツール
–
Agent for Microsoft SQL Server
64ビットと32ビットWindodwsプラットフォームのアーキテクチャの違いにより、64ビット オペレーティング システムのエレメントは、32ビット アプリケーションからはアクセスできないものがあります。 これらのエレメントには、Windowsシステム レジストリ、システム状態バックアップに含まれるシステム設定ファイル、Volume Shadow Copy Service ライタが含まれます。
これらの制限を克服し、BrightStor ARCserve Backup サーバがWindowsの64ビット バージョンで実行されている場合にバックアップおよびリストア操作を成功させるには、64ビット マシン上の BrightStor ARCserve Backup サーバとともに、64ビット バージョンの BrightStor ARCserve Backup Client Agent をインストールする必要があります。
BrightStor ARCserve Backup は、Windows Virtual Server 2005をサポートするようになりました。 ファイル システムおよびクライアント エージェントは、Windows Virtual Server 2005 および Virtual PC 2004 をサポートします。
ユーザ プロファイル ユーティリティを使用すると、BrightStor ARCserve Backup 管理者がユーザ プロファイルを管理し、BrightStor ARCserve Backup にアクセスできるようになります。
BrightStor ARCserve Backup をインストールすると、デフォルトで caroot ユーザ プロファイルが設定され、管理者グループに割り当てられます。 管理者グループは、特定の BrightStor ARCserve Backup ドメインで実行されるすべての BrightStor ARCserve Backup の機能を制御します。
ユーザ プロファイル ユーティリティを使用すると、BrightStor ARCserve Backup サーバ管理者は以下のことを実行できます。
- ユーザの追加
- ユーザの削除
- ユーザ パスワードの変更
- ユーザのグループへの割り当て
BrightStor ARCserve Backup は、CLUSTERPRO/ExpressCluster 対応アプリケーションとして、あるいは CLUSTERPRO/ExpressCluster 非対応アプリケーションとして、クラスタ環境でインストールおよび環境設定できます。
BrightStor ARCserve Backup はフォールトトレラントなアプリケーションであり、フェールオーバやクラスタ環境に存在するデータのバックアップとリストアをサポートしています。
NEC Cluster Server (CLUSTERPRO/ExpressCluster)を使用すると、Windows ベースの複数のサーバを相互に接続し、可用性の高い単一のシステムとしてネットワーク クライアントに認識させることができます。 BrightStor ARCserve Backup では、NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster バージョン 7.0 SE および LE がサポートされています。
BrightStor ARCserve Backup での NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster のサポートでは、以下の利点があります。
- 以下のような NEC CLUSTERRPO/ExpressCluster の実行サポートおよび高可用性機能の活用
– クラスタの特定のノードから別のノードへ BrightStor ARCserve Backup サービスを自動的にフェールオーバする
–
BrightStor ARCserve Backup のフェールオーバ発生時に、クラスタの特定の BrightStor ARCserve Backup ノードから別のノードへジョブをフェールオーバできる
– フェールオーバ後にジョブを再開できる
–
BrightStor ARCserve Backup を SAN プライマリ サーバとして Active/Passive クラスタにインストールし、フェールオーバ時にメンバ サーバのバックアップを継続して実行できる
–
NEC クラスタ管理ツールを使用できる
- NEC クラスタ ノードのデータ バックアップおよびリストア機能
- Disaster Recovery Option を使用した NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster ノードの惨事保護機能 詳細については、「Disaster Recovery Option ユーザ ガイド」を参照してください。
BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 には、r11.5 で利用できるすべての機能に加えて、複数の拡張された機能、新しく追加された機能が含まれていて、バックアップとリストアのパフォーマンスを最大限に発揮できます。この章では、このリリースに含まれる既存機能の向上に関する情報を説明します。
このセクションでは、既存機能に対する以下の拡張について説明します。
BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 for Windows の以下の機能が拡張されています。
- 拡張されたパス サポート
- Informix 10 サポート
拡張されたパス サポート
今回リリースされた BrightStor ARCserve Backup では、ファイル パス サポートは 256 バイトから 512 バイトに増加されています。
注: 長いパス名は BAB r11.5 SP1 と共に使用可能になります。 以前のバージョンにはパス名の制限がまだあります。
Informix 10 サポート
BrightStor ARCserve Backup は HP-IA64 上の Informix 10 をサポートするようになりました。
このセクションでは、以下の内容について説明します。
BrightStor ARCserve Backup r11.5 for Windowsの以下の機能が拡張されています。
- マージ ユーティリティ
- スキャン ユーティリティ
- GroupWise およびクラスタ オブジェクトのサポート
- DLTWorm サポート
- 脆弱性への対応強化
- バックアップ マネージャ [グローバル操作] オプション
マージ ユーティリティ
マージ ユーティリティを使用して、メディアの情報をデータベースにマージすることができます。 マージ ユーティリティでは、以下をマージすることができます。
スキャン ユーティリティ
スキャン ユーティリティを使用すると、メディアに書き込まれているバックアップ セッションに関する情報を得ることができます。 バックアップするために選択した各ソースは、個別のセッションとしてメディアに保存されています。 スキャン ユーティリティを使用すると、以下の情報を取得できます。
GroupWise およびクラスタ オブジェクトのサポート
BrightStor ARCserve Backup r11.5 では、クライアント エージェントがNovell NetWare GroupWise およびクラスタ オブジェクトをバックアップし、リストアする機能が向上されました。
DLT Worm サポート
DLTWormサポートは、DLTWorkテープを作成できる現在の BrightStor ARCserve Backup WORM機能を向上させたものです。 既存の DLTWorm サポートには、BrightStor ARCserve Backup WORM 機能を使用する前に、DLTWorm テープを生成する Quantum ソフトウェア「DLTSage xTalk」が必要です。
BrightStor ARCserve Backup r11.5のDLTWorm機能では、WORMとして特定のライブラリを指定できます。 これに従って、テープ エンジンは、標準のDLTテープをDLTWormに変換します。
次の BrightStor ARCserve Backup モジュールは、DLTWormの機能から影響を受けます。
- バックアップ マネージャ
- デバイス マネージャ
- ジョブ パッケージング
- タスク
- メディア プール
- TapeCopy
- コマンド ライン
- TapeEngine
- チェンジャ クロス プラットフォーム
脆弱性の修正
BrightStor ARCserve Backup r11.5 の更新により、以下の脆弱性が修正されました。
- BrightStor ARCserve/Enterprise Backup ディスカバリ サービス SERVICEPC リモート バッファ オーバーフローの脆弱性
- BrightStor ARCserve/Enterprise Backup UDP Probe リモート バッファ オーバーフローの脆弱性
- BrightStor ARCserve/Enterprise Backup Agent for SQL バッファ オーバーフローの脆弱性
- BrightStor ARCserve/Enterprise Backup デフォルト バックドア アカウントの脆弱性
- BrightStor ARCserve Backup ホーム ディレクトリのアクセスは、管理者以外には制限されるようになりました。
- 内部データで 3DES 暗号化が使用されています。
バックアップ マネージャ [グローバル操作] オプション
バックアップ マネージャ [グローバル操作] オプションは、バックアップを実行する前に、ファイルのアクセス時間をリセット (Windows ファイル システムのみ) できるよう変更されました。 このオプションを使用して、バックアップされるファイルを[アクセス時間]がどのように扱うかを確立します。
- このオプションを有効にすると、バックアップされるすべてのファイルの[アクセス時間]がバックアップが実行される前の現在の値にリセットされます。
- このオプションを無効にすると、バックアップされるすべてのファイルの[アクセス時間]がバックアップ完了時の新しい値に更新されます。
BrightStor ARCserve Backup r11.5では、以下の機能は、現時点でサポートされていません。
以下のセクションでは、今回リリースされた BrightStor ARCserve Backup for Windows r11.5 SP1 および r11.5 で修正された内容について説明します。 以下のセクションの各項目には、修正番号と修正の概要が述べられています。
以下のセクションにある[Txxxxxx]または[Qxxxxxx](ここで xxxxxx はテスト修正番号または発行済み修正番号)で始まる項目は、すべて今回の更新で修正されたものです。 以下のどのセクションにも含まれていないテスト修正を受信した場合は、コンピュータ・アソシエイツのテクニカル サポートに連絡し、修正を再度適用する方法を確認してください。
以下のセクションでは、このリリースで修正された不具合について説明します。
- [T2D2348] BrightStor ARCserve Backup が強化され、BrightStor ARCserve Backup バージョン 9.01 以降の Client Agent for NetWare を使用して NetWare NDS セッションをマージ、スキャン、または比較したときに、ファイル ヘッダまたはトレーラのシグネチャが無効であることを示すエラーが表示されることがなくなりました。 BrightStor ARCserve Backup Client Agent for NetWare バージョン 9.0 以降を使用して作成されたテープでは、スキャン、マージ、および比較がすべて正常に実行されます。
BrightStor ARCserve Backup バージョン 7.0 の Client Agent for NetWare で作成されたテープでは、レジストリの以下の場所に DWORD 値 OldNDSSession を作成し 1 に設定する必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\BrightStor ARCserve Backup\Base\Task\Common
- [T3D3017] BrightStor ARCserve Backup では、[イベント ログでメッセージ ログを有効にする]設定が有効でも、重複なしでメッセージが正しく記録されるようになりました。
- [T3D3022] BrightStor ARCserve Backup が更新され、バックアップ オプション内で[オープン ファイルの再試行]オプションおよび[ファイル サイズを推定しない]オプションが両方選択されている場合でも、[オープン ファイルの再試行]の処理が正しく実行されるようになりました。
- [T3D3026] バックアップ ジョブの完了後に Client Agent がバックアップ ドライブのルートに接続し続けることがなくなり、Client Agent を再起動しなくてもバックアップ ドライブをフォーマットできるようになりました。
- [T3D3055] BrightStor ARCserve Backup が更新され、同一ジョブ内でクオータ情報のある 2 つ以上のドライブを確実にリストアできるようになり、追加ドライブのクオータ情報が正確にリストアされるようになりました。
- [T3D3059] コンピュータ名の長さが 3 文字よりも少ない場合でも、BrightStor ARCserve Backup エージェント管理 GUI にログ ファイルからジョブの詳細が表示されるようになりました。
- [T3D3063][T245203] すべてのメッセージが BrightStor.log に確実に記録されるようになりました。
- [T16C349] BrightStor ARCserve Backup が更新され、EXABYTE Mammoth2 テープ ドライブで「E3801 セッション ヘッダ シグネチャが無効です。」のエラーでジョブが失敗することがなくなりました。
- [T36A109] 多数のデータ ファイルを含む表領域のある Oracle インスタンスをバックアップできるようになりました。
- [T36A166] データベース名に使用されている文字に関係なく、Agent for Microsoft SQL ですべての Microsoft SQL データベースが表示されるようになりました。
- [T245032] ジョブの修正時に、BrightStor ARCserve Backup のマネージャ ツリーに確実にソースが表示されるようになりました。
- [T245033] BrightStor ARCserve Backup が更新され、「E11033: ファイル スキャンを実行せずにボリュームがバックアップされました。セッションをマージできません。」のエラーを発生させることなく、ファイル スキャンを行わないように指定してバックアップされたテープを確実にマージできるようになりました。
- [T245057] ディスク上のパーティションの 1 つを削除および再作成したときに、BrightStor ARCserve Backup テープ エンジンでディスクのレイアウトが変更されなくなりました。 以前までは、対象パーティションにファイル システム デバイスが存在していた場合、テープ エンジンでディスク全体のレイアウトが 1 つのパーティションに変更されていました。
- [T3D3050][T3D3052] 523284 バイトを超える大きさの単一エントリが対象レジストリに含まれていても、アクティビティ ログに W3422 や W3404 の警告を発生させることなく Windows XP および Windows Server 2003 で正常にシステム状態をバックアップできるようになりました。
- [T245065] [ジョブ完了後に再試行]オプションの選択時に、BrightStor ARCserve Backup によってオープン ファイルに対する再試行が確実に行われるようになりました。
- [T245157][T245150][T245158][T245067] BrightStor ARCserve Backup が更新され、マネージャを閉じたときに確実に BrightStorMgr.exe プロセスが閉じられるようになりました。
- [T245140] HP C5713A (40x6 AL)、HP DAT72x6 AL、および HP C1557A (24x6 AL)デバイス内のドライブがクリーニング中のとき、BrightStor ARCserve Backup のログに「ライブラリ内のドライブはオフラインです。」という Tape Alert メッセージが表示されなくなりました。
- [T245145] Tape Alert をサポートしているチェンジャで Tape Alert を有効にした場合、クリーニング テープが疲弊状態になったとき、ドライブのクリーニング処理の完了直後に通知されるようになりました。
- [T245182] 非共有ディスクのディスク シグネチャを変更することなく、共有ディスクからバックアップされたフォルダを非共有ディスクにリストアできるようになりました。
- [T369167] WORM (Write Once Read Many)メディアのサポート メッセージが、中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、および日本語の Windows NT 4.0 および Windows 2000 の BrightStor ARCserve Backup ベース製品に追加されました。
- [T1A5205] BrightStor ARCserve Backup が更新され、アプリケーション エラーを発生させずに BrightStor ARCserve Backup と VC++ .NET の両方を実行しているマシンを確実にシャットダウンできるようになりました。
- [QO66651][T146370] BrightStor ARCserve Backup が更新され、BrightStor ARCserve Backup 代替データベースとして Microsoft SQL Server を使用している場合でもテープが保存セットから再利用セットへ誤って移動されることがなくなりました。
- [T16C512] BrightStor ARCserve Backup が更新され、セッションのリストア後に Exchange のバックアップをテープに追加した場合でも、エラー メッセージを表示させることなく同じ(またはより古い)セッションを確実にリストアできるようになりました。
- [T3D3015][T3D3019] BrightStor ARCserve Backup が更新され、複数のプロセッサがあり Microsoft Service for UNIX 3.0 がインストールされているマシンでもメッセージ エンジン サービスが確実に開始されるようになりました。
- [T36A079][T36A080][T36A104] Disaster Recovery Option が更新され、Windows 2000 Server SP4 および Windows 2000 Advanced Server SP4 の日本語バージョンがサポートされるようになりました。
- [T245115] BrightStor ARCserve Backup が更新され、メディア プールの再利用セットおよび保存セット スロット内のテープが確実に認識されるようになりました。 以前までは、ローテーション ジョブによって特定のメディア プールの再利用セットからテープがマウントされたとき、ジョブが完了しなくなっていました。
- [T245116] ノードが 3 つあるジョブで、2 番目のノードが Agent for Microsoft SQL Server に対して行われ、この 2 番目のノードのバックアップ中にテープがスパンする場合でも BrightStor ARCserve Backup でこのジョブを正常にバックアップできるようになりました。 以前までは、3 番目のノードを検索するとき、検証の途中で「E3841 セッション番号が見つかりません。(メディア=testmedia, セッション=22, エラー=EARLY WARNING)」のエラーでジョブは失敗していました。
- [T245120] バックアップ マネージャの[デスティネーション]タブに、メディア プールのステータスが確実に正しく表示されるようになりました。
- [T245123] 長い Active Directory DNS 名が設定され NTFRS レプリカ ルート値が \\?\ のプレフィックスで設定されているとき、システム状態のバックアップ ジョブで誤って以下のエラーおよび警告が生成されることがなくなりました。
– W3301 ディレクトリが見つかりません。 (ディレクトリ=\, エラー=The filename, directory name, or volume label syntax is incorrect.)
–
E3322 先頭ファイルの検索で、予期しない戻り値が発生しました。 後続のファイルをバックアップできません。(ファイル=\\?\c:\windows\sysvol\domain\*.*, EC=ネットワーク パスが見つかりません。)
- [T245149][T245148] [上書き - 同名のメディア、ブランク メディアのみ]バックアップ オプションが有効なとき、同じメディア名の 2 つのバーコード テープにスパンするジョブ内のデータを BrightStor ARCserve Backup で確実にバックアップできるようになりました。
- [T245185] BrightStor ARCserve Backup で、ジョブ スケジューラ ウィザードからサブミットされたジョブを正常に実行できるようになりました。
- [T245198] [デバイス グループ環境設定]ダイアログ ボックスを使用して、テープ ライブラリ RAID グループの名前を GROUP0 から正常に変更できるようになりました。 以前までは、テープ エンジンが再起動したとき、名前は自動的に GROUP0 にリセットされていました。
- [T326113] Disaster Recovery ウィザードに、テープ情報が正しく表示されるようになりました。
- [T1A5295] Agent for Open Files が更新され、「the process cannot access the file because another process is accessing the file.」というメッセージが生成されることなくオープン ファイルを確実にバックアップできるようになりました。さらに、バックアップおよびリストア ジョブの速度が改善されました。
- [T146388][T31A320] BrightStor ARCserve Backup アプリケーション エージェントおよび BrightStor Enterprise Backup アプリケーション エージェントのバッファ オーバフロー コードが、セキュリティの脆弱性が回避されるように強化されました。 適用される製品は以下のとおりです。
– BrightStor ARCserve Backup v9.01
–
BrightStor ARCserve Backup Version 9 Agent for SQL for Windows
–
BrightStor ARCserve Backup Version 9 Agent for Oracle for Windows
–
BrightStor ARCserve Backup Version 9 Agent for SAP R/3 for Windows
このテスト修正は、QO70770 に優先されます。
- [T31A288] BrightStor ARCserve Backup Universal Agent および BrightStor Enterprise Backup Universal Agent のバッファ オーバーフロー コードが、セキュリティの脆弱性が回避されるように更新されました。 以下の製品を使用するすべてのシステムに、このセキュリティ更新を直ちに適用することを強くお勧めします。
– BrightStor ARCserve Backup v9.01
–
BrightStor ARCserve Backup v9.01 Client Agent for Windows
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BrightStor ARCserve Backup v9.01 Network Attached Storage (NAS) Option for Windows
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BrightStor ARCserve Backup v9.01 Agent for Oracle for Windows
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BrightStor ARCserve Backup v9.01 Agent for SAP R/3 for Windows
- [T31A261] このサービス パックでは、BrightStor ARCserve Backup ディスカバリ サービスのバッファ オーバフローによるセキュリティの脆弱性に対処しています。 このセキュリティ更新は、BrightStor ARCserve Backup for Windows v9.0 ベース製品、および BrightStor ARCserve Backup のいずれかのエージェントがインストールされたすべての Windows システムに適用する必要があります。
- [T3F8085] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Microsoft SQL Server で 1500 を超えるデータベースを正常にバックアップできるようになりました。
- [T16C408] BrightStor ARCserve Backup が強化され、特定のバックアップ セッションのデータをリストアまたは検証するときに「ファイル ヘッダ シグネチャまたはストリーム シグネチャが無効です」という内容のエラー メッセージが表示されなくなりました(バックアップ セッションは、ファイル システムまたはデータベースのバックアップです。バックアップ ジョブには、複数のセッションを含めることができます)。 以前までは、あるバックアップ ジョブの最初のセッションの実行中に 1000 のその他のバックアップ セッションが開始して完了すると、バックアップ中のデータ破損の問題が発生していました。 セッション 1 がまだ実行されている状態で新規のバックアップ セッション(セッション 1001)が開始すると、このセッション 1 の破損が発生していました。
- [T1A5182] リストア ジョブで誤ってログ ファイルに「ファイルをスキップします。無効としてマークされています。 (ファイル=<ファイル パス名>)」のエラーが生成されることがなくなりました。
- [T352094] データのバックアップ時に、暗号化セッション パスワードを作成できるようになりました。
- [T3D3023] BrightStor ARCserve Backup が更新され、シンボル テーブル ファイルが含まれるようになりました。
- [T1A5143] Image Option を使用して特定の複数のファイルをリストアするとき、指定したファイルがすべてリストアされなかった場合にエラー メッセージが表示されるようになりました。
- [T245178] リストア ジョブでファイルを置換できないとき、置換できなかったファイルと同じディレクトリに ACT$xxxx ファイルまたは SYT$xxxx ファイルが作成されます。 以前までは、ファイルが WINDOWS\System32\CatRoot 下にある場合、マシンの再起動後にドライバのデジタル シグネチャが消え、ACT$xxxx ファイルが見つからなかったという内容のエラーが dberr.log に記録されていました。 現在では再起動後にデジタル シグネチャが消えないようになりました。
- [T245184] BrightStor ARCserve Backup が更新され、システムの再起動後(フル リストア ジョブの実行中、ファイルがアクティブで置換できなかった場合)、リストア ジョブが実行された時間ではなく、正しいタイム スタンプがリストアされたファイルに確実に反映されるようになりました。
- [T1A5296][T245191] 日本語の文字を含むファイル名をグループに追加するとき、これらの名前がが Agent for Open Files 設定(ofawin.exe)で文字化けしなくなりました。
- [T245170][T245177] catalog.wci ディレクトリが空、または(差分バックアップ ジョブで)このディレクトリにバックアップ対象の変更ファイルがなく、かつファイル サイズを推定する設定になっている場合でも、BrightStor ARCserve Backup で確実に catalog.wci ディレクトリがバックアップできるようになりました。
- [T245171] BrightStor ARCserve Backup r11.1 Oracle Agent for Linux を使用してデータをバックアップしているときに、「Computer Associates Licensing - 3BAL - Component not licensed」というメッセージが誤って表示されなくなりました。
- [T46B066] BrightStor ARCserve Backup が更新され、以下の暗号解読の問題が修正されました。
– グローバル暗号化を使用してローカル ファイル システム ドライブと共にバックアップされた Oracle データベースを正常にリストアできるようになりました。
– グローバル暗号化を使用して、あるサーバのファイル システム ドライブ(C など)と、別なノードのデータベース エージェントからバックアップを行っても、「E3482 データの復号化に失敗しました」のエラーを発生させずにデータベース エージェント セッションをリストアできるようになりました。
– 「AE0322 暗号化ライブラリの実行に失敗しました。 ジョブを中止します。」および「E3482 データの復号化に失敗しました。(EC:27)」のエラーを発生させることなく、Client Agent for Windows を使用してバックアップされたデータをリストアできるようになりました。以前までは、データベース エージェントを使用してこのデータをリストアすると、これらのエラーが発生していました。
– 属性を保持した状態で Linux データを正しくリストアできるようになりました。 以前までは、データに無意味なランダムな文字がリストアされ、属性は保持されていませんでした。
- [T16C514] BrightStor ARCserve Backup が更新され、バックアップが複数のテープにスパンする場合に確実にサーバレス バックアップおよびリストア ジョブを実行し、ワールド ワイド名がすべてゼロでも確実にリストア ジョブを実行できるようになりました。 さらに、BrightStor ARCserve Backup で CISCO サーバレス ソリューションがサポートされるようになりました。
- [T16C515] Windows 2003 SP1 がインストールされた Windows 2003 マシンで、VSS バックアップ ジョブが実行できるようになりました。
- [T1A5232] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Windows イベント ビューアに「Ofant.exe - エントリ ポイントが見つかりません; プロシージャ エントリ ポイント setEUCStatus がダイナミック リンク ライブラリ service.dll から見つかりませんでした。」のエラーが生成されることがなくなりました。
- [T1A5259] Agent for Open Files をインストールしてマシンを再起動したとき、ログオン ダイアログ ボックスが非アクティブ状態になることがなくなりました。
- [T245122] 長い Active Directory DNS 名が設定され NTFRS レプリカ ルート値が \\?\ のプレフィックスで設定されているとき、システム状態のバックアップ ジョブで誤って以下のエラーおよび警告が生成されることがなくなりました。
– W3301 ディレクトリが見つかりません。 (ディレクトリ=\, エラー=The filename, directory name, or volume label syntax is incorrect.)
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E3322 先頭ファイルの検索で、予期しない戻り値が発生しました。 後続のファイルをバックアップできません。(ファイル=\\?\c:\windows\sysvol\domain\*.*, EC=ネットワーク パスが見つかりません。)
- [T245124] BrightStor ARCserve Backup が更新され、[実行前/後の処理オプショ]ダイアログ ボックスに設定されている、優先する共有/マシン ノード用の実行前/後コマンドが保存時に確実に保存され、正しく実行されるようになりました。
- [T245144] Tape Alert をサポートしているデバイスで Tape Alert を有効にしたとき、クリーニング テープが疲弊状態になった場合に正しく通知されるようになりました。
- [T31A315][QO69236] BrightStor ARCserve Backup で、NEC Cluster Server (CLUSTERPRO/ExpressCluster) r4.2、バージョン 7.0 SE および LE がサポートされるようになりました。 このサポートおよび NEC Cluster Server 環境における BrightStor ARCserve Backup の環境設定の詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。
- [T31A311] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Active/Passive 環境で CLUSTERPRO/ExpressCluster がサポートされるようになりました。
- [T36A235] BrightStor ARCserve Backup データベースに Microsoft SQL Server を使用している場合に、ローテーション ジョブのサブミット時にメディア プール定義がゼロにリセットされなくなりました。
- [T36A244] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Agent for Microsoft SQL Server におけるバッファ オーバーフロー条件が原因の潜在的なセキュリティ脆弱性が解決されました。
- [T3F8101] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Agent for Microsoft Exchange Server におけるバッファ オーバーフロー条件が原因の潜在的なセキュリティ脆弱性が解決されました。
- [T3F8110] フォルダ フィルタが有効な状態でのドキュメント レベルのバックアップ処理で、フィルタのパラメータに定義されているとおりに正しくユーザのメールボックスがバックアップされるようになりました。
- [T46B039] ジョブの実行前コマンドの終了コードが -1 でも、BrightStor ARCserve Backup のバックアップ ジョブが正常に実行されるようになりました。
- [T245161] BrightStor ARCserve Backup が更新され、NEC チェンジャにおけるリストア ジョブの速度が向上しました。 以前までは、各セッションの完了時にテープがホーム スロットに返されていたため、リストア ジョブが遅くなっていました。 この動作が修正されました。
- [T3F8081] 多数のデータベースのある Microsoft SQL サーバを参照するとき、BrightStor ARCserve Backup ですべてのデータベースを正しく表示できるようになりました。 さらに、フル バックアップ ジョブでこれらのサーバにあるデータベースがすべて正常にバックアップされるようになり、RPC サーバが失敗することがなくなりました。
- [T31A229] このサービス パックでは、BrightStor ARCserve Backup ディスカバリ サービスのバッファ オーバーフローによるセキュリティ脆弱性が解決されました。 このセキュリティ更新は、BrightStor ARCserve Backup for Windows r11.1 ベース製品、および BrightStor ARCserve Backup のいずれかのエージェントがインストールされたすべての Windows システムに適用する必要があります。
- [T367143] BrightStor ARCserve Backup が強化され、ドキュメント レベルのバックアップ ジョブが誤ってエラー 8535 で失敗することがなくなりました。
- [T245156] Multilingual/Multilanguage User Interface がインストールされている Windows 2003 の英語版上で BrightStorMgr.exe を実行したとき、[予定表]ダイアログ ボックスの曜日列の名前にある日本語文字が正しく表示されるようになりました。
- [T1A5279] BrightStor ARCserve Backup NDMP NAS Option が更新され、不定期に例外が発生して失敗することがなくなり、リストア処理の最後に誤ったスパン条件を生成しなくなりました。 さらに、NAS バックアップからディレクトリを確実にリストアでき、DAR リストアを正常に実行できるようになりました。
- [T245159][T3D3045] BrightStorMgr.exe プロセスが CPU 使用率を 100% 近く占有することがなくなりました。 さらに、マネージャをシャットダウンして再度起動したとき、マネージャが正常に開くようになりました。
- [T245160] 21 以上のパーティションのある Windows 2003 または Windows XP で惨事復旧フル バックアップ ジョブを正常に実行できるようになりました。
- [T245166][T245167] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Client Agent を使用しない比較ジョブで、スキップされたファイルが正しくレポートされ正しいジョブ ステータスが記録されるようになりました。
- [T245162] 最初または 2 番目のバイトに 0 の文字が含まれている名前の Lotus Notes サーバで、「指定したドライブとディレクトリにアイテム 1 の notes.ini ファイルは見つかりません。」のエラーを発生させることなくセットアップ ウィザードを使用できるようになりました。
- [T245164] ジョブを実行する度に RDS.EXE プロセスのメモリ使用量が増加することがなくなりました。
- [T245168] 日本語の Windows サーバ上で、Client Agent を介して UNIX または Linux マシンのソースを表示している場合、ソース ツリーの親ディレクトリを展開したときにディレクトリ名がバックアップ マネージャに正しく表示されるようになりました。
- [T245173] BrightStor ARCserve Backup が更新され、エラー 1326 「Failed to establish connection」を drcfgdll.log に生成させることなく、惨事復旧情報を復旧情報の複製先にコピーできるようになりました。
- [T245176][T245174] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Client Agent を使用して別の場所にリストアされたイベント ログを確実に開くことができるようになりました。
- [T245179][T245192] テープ エンジンでエラーを発生させることなく、グループからチェンジャ スロットを削除および追加できるようになりました。
- [T245180] 修正されたジョブに対して[メディアをイジェクトしない]オプションが選択されたとき、これが[グローバル オプション]ダイアログ ボックスの[操作]タブに正確に表示されるようになりました。
- [T245188] 日本語バージョンの BrightStor ARCserve Backup でテクニカル サポートおよび eNews へのリンクを参照するときに、戻る矢印を使用できるようになりました。
- [T245194] ca_devmgr -format コマンドを使用して、MTF テープをフォーマットできるようになりました。 さらに、owritesameblaankany オプションが指定された ca_backup コマンドで、「W3831: Unable to find any Computer Associates media.」のエラーを発生させることなく MIF テープに書き込めるようになりました。
- [T245196] エラーを示す終了ステータス コードを生成することなく、ca_backup.exe -waitForJobStatus コマンドの複数のプロセスを並列に実行できるようになりました。
- [T245195] 日本語環境で、ジョブ ステータス レポートの印刷プレビューにある日付が、YYYY/MM/DD の形式で表示されるように更新されました。
- [T16C549][T16C587][QO75067] BrightStor ARCserve Backup が更新され、正常に完了したリストア ジョブの後、[追加]オプションが指定してあるバックアップ ジョブでテープの有効なデータが上書きされなくなりました。 以前まではこれが原因で、特定のセッションのリストアが「E3802 ファイル ヘッダ シグネチャが無効です。」のエラーで失敗していました。
- [T36B202]属性を保持した状態で Linux データを正しくリストアできるようになりました。 以前までは、データに無意味なランダムな文字がリストアされ、属性は保持されていませんでした。
- [T245199] BrightStor ARCserve Backup が更新され、完全インベントリを開始することなく確実に C9264CB-VS80 にメディアをロードできるようになりました。
- [T1A5285] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Agent for Open Files と Symantec AntiVirus が両方インストールされているマシンへファイルをリストアするときのパフォーマンスが向上しました。
- [T31A337] 非共有ディスクのディスク シグネチャを変更することなく、共有ディスクからバックアップされたフォルダを非共有ディスクにリストアできるようになりました。
- [T31A305] BrightStor ARCserve Backup Universal Agent Service for Windows および BrightStor Enterprise Backup Universal Agent Service for Windows にセキュリティの脆弱性が見つかりました。 以下の製品を使用するすべてのシステムに、このセキュリティ更新を直ちに適用することを強くお勧めします。
– BrightStor ARCserve Backup r11.1
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BrightStor ARCserve Backup r11.1 Client Agent for Windows
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BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows Agent for Oracle
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BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows Agent for Microsoft Exchange Premium Add-on
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BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle
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BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows NDMP NAS Option
- [T367144][T36A293] BrightStor ARCserve Backup が更新され、「E8601 エージェントに接続できません。」のエラーを発生させることなく、スラッシュ(/)文字を含む名前の Lotus Notes サーバ上でデータを正常にリストアできるようになりました。
- [T46B074] バックアップ ジョブで、C: のルートおよび <BAB ホーム>\TEMP ディレクトリに複数の cst*.tmp ファイルが作成されることがなくなりました。
- [T46B041] バックアップ ジョブにジョブ レベルの実行前/後コマンドを設定し、実行前コマンドで特定の終了コードを受信した場合にのみジョブが実行されるように指定した場合、ジョブは指定された終了コードが返されたときにのみ実行されるようになりました。 終了コードが受信されなかった場合、ジョブは失敗します。
- [T146382] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Tape RAID Option が有効な場合でもスケジュールされたジョブが確実に開始されるようになりました。
- [T245203] Tape Alert が有効なとき、多数のスロットのあるライブラリの完全インベントリをテープ エンジンで正常に実行できるようになりました。
- [T245200][QO75044] Sony SDX-800V がターゲット デバイスとして指定されているバックアップ ジョブでセッションをスパンしているとき、「ファイル トレーラ シグネチャが無効です。 (シグネチャ=2be62572)」のエラーが発生することがなくなりました。
- [T16C416] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Windows Backup Exec でフォーマットされたテープが使用できるようになりました。
- [T36A287][T36A294] ドイツ語バージョンの Windows 2000 Professional SP1 の CD-ROM で、Disaster Recovery ブート キットの作成がサポートされるようになりました。
- [T1A5289] 停止コード C2 のランダム システム クラッシュが発生することなく、Agent for Open Files をインストールできるようになりました。
- [T2D2481] -mTargetPool スイッチを初回と後続のテープコピーに指定して、連続したテープコピー ジョブを正常に実行できるようになりました。 以前までは、初回のテープコピー ジョブからターゲット テープを削除または消去しないと、後続のテープコピー ジョブが失敗していました。
- [T31A336] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Exchange データベースのバックアップ処理中に、コマンドが認識されなかったことを示すメッセージが表示されることがなくなりました。 以前までは、データ転送中にデータベースでしきい値を超えるとこのメッセージが表示されていました。
- [T36A282] クラスタ内の物理ノードでは、アクティブ サーバ上で環境設定された Agents for Oracle のみが表示されるようになりました。
- [T36A292] 「エージェントは、次にバックアップを行なうアーカイブ ログを検出できません。」のエラーを発生させることなく、99999 よりも大きいログ シーケンスのアーカイブ ログをバックアップできるようになりました。
- [T36A288] SQL サーバがシングル ユーザ モード場合に物理ノード上でコマンド プロンプトを使用して Microsoft SQL クラスタ内のマスタ データベースをリストアするとき、Microsoft SQL Server インスタンスがマネージャに確実に表示されるようになりました。
- [T36A290] BrightStor ARCserve Backup で、Microsoft SQL Server 2005 がサポートされるようになりました。
- [T36A289] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Windows 2003 64 ビット オペレーティング システム上で Agent for Microsoft SQL Server がサポートされるようになりました。
- [T31A332][QO75196] BrightStor ARCserve Backup が強化され、長いファイル パスがサポートされるようになりました。 詳細については、Readme ファイルを参照してください。
- [T16C564] Seagate DAT DAT72 仮想テープ ライブラリ上でテープ エンジンを開始できるようになりました。
- [T16C570] Windows および UNIX プラットフォーム間で共有されている StorageTek ACSLS ライブラリの(Windows による)自動環境設定が正常に完了した後、正しい割り当てドライブが確実に NLODRV.CFG ファイルに保存されるようになりました。
- [T16C576] BrightStor ARCserve Backup が強化され、連続した RAID GFS ローテーション ジョブが起動できるようになりました。 以前までは、初回の RAID ジョブが完了すると、その後のジョブは起動できませんでした。
- [T245190] BrightStor ARCserve Backup が更新され、デバイス管理で圧縮設定をオフにした場合でもメディアのフォーマット中にこの設定がオンに変更されてしまうことがなくなりました。 以前までは、レジストリ設定 FormatWithoutHardwareCompression が 1 に設定されなくても、この設定がオンに変更されていました。
- [T16C579][QO74774] 警告やエラーを発生させることなく、Sony SDX 500C または 700C テープ ドライブ上で複数のシーケンスにスパンするマルチプレキシング バックアップおよびリストア ジョブを実行できるようになりました。
- [T16C572] BrightStor ARCserve Backup が更新され、以下の処理が確実に実行できるようになりました。
– フェールオーバなしのクラスタ環境において SAN 環境を正常に設定した後、[SAN 環境設定]ダイアログ ボックスを閉じて再度開いたとき、環境設定が正しく保持されます。 さらに、クラスタに追加された物理サーバ名も正しく保持されます。
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BrightStor ARCserve Backup が強化され、フェールオーバが有効になっていないクラスタ環境で物理ノード名を表示し、仮想ノード名を表示しないようにレジストリ キーを追加できるようになりました。 このためには、以下のキーをレジストリに追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ ComputerAssociates\BrightStor ARCserve Backup\Base\Tapeengine\DisplayPhysicalNodes
- [T245192][T245179] BrightStor ARCserve Backup が更新され、[デバイス グループ環境設定]ダイアログ ボックスでグループからのチェンジャ スロットの削除をキャンセルした場合、対象スロットが削除されなくなりました。 さらに、この削除のキャンセル後に、テープ エンジンが確実に起動するようになりました。
- [T245184] BrightStor ARCserve Backup が更新され、リストアされたファイルのタイム スタンプが正確に表示されるようになりました。 以前までは、フル リストアの実行中にファイルがアクティブで置換できなかった場合、リストアされたファイルのタイム スタンプは、リストア ジョブが実行された時刻に変更されていました。
- [T2D2482] 64 ビット Client Agent for Windows を使用したデータのバックアップが、正しく確実に暗号化されるようになりました。
- [T36B206] Agent for Open Files コンソールが更新され、ライセンス ステータスが正確に表示されるようになりました。
- [T16C573] バックアップ ジョブが複数のテープにスパンし、ブランク メディアが用意されなかった場合、ログ ファイル \ProgramFiles\CA\BrightStorARCserveBackup\LOG\Tsk Jobxx.log が急速に大きくなり、使用可能なすべてのディスク空き容量を使用してしまうことがなくなりました。
- [T31A339] 大きなデータベース ファイル(500 MB 以上)の Lotus Domino バックアップがリストア マネージャに正しく表示されるようになりました。 以前までは、データベース ファイルは正しく表示されませんでした。また、このファイルをリストア処理の対象として選択した場合、この選択ファイルと一緒にセッション全体がリストアされていました。
- [T1A5297] デバイス環境設定を実行して EMC Celerra 5.4 を設定し、手動でチェンジャ名を入力した後でも、NAS ファイラに接続されたテープ ライブラリを確実に表示できるようになりました。
- [T16C584] Windows サーバ上のジョブを失敗させることなく、UNIX サーバおよび Windows サーバから同時にジョブをサブミットできるようになりました。
- [T36A300] BrightStor ARCserve Backup が更新され、「Backup Agent エラー -- (260) Backup Agent は SAP R/3 をサポートしていません。 SAP R/3 Backup Agent を入手してください。」というメッセージを誤って生成することなく、Agent for Oracle がインストールされているマシンに SAP アプリケーション(SAP/R3 以外)をインストールできるようになりました。
- [T36A299] システム パスが更新され、Oracle DLL ディレクトリが正しく含まれるようになりました。 以前までは、Enterprise Option for SAP R3 for Oracle を環境設定したとき、BrightStor ARCserve Backup から「'initsid.utl' ファイルをコピーできませんでした。」のエラーが返されていました。また、SAP R3 インスタンスを展開したとき、BrightStor ARCserve Backup から「システム パスから Oracle DLL を検出できません。 Oracle DLL ディレクトリがシステム パスに正しく含まれるように設定してください。」のエラーが返されていました。
- [T245087] 「AE0322 暗号化ライブラリの実行に失敗しました。 ジョブを中止します。」のエラーを発生させることなく、特定のセッション パスワードを使用して Client Agent for Windows リモート ノードからバックアップされたデータを正常にリストアできるようになりました。
- [T245081] BrightStor ARCserve Backup が更新され、現在のテープ ステータスが正確に検出されるようになりました。 以前までは、インベントリでテープ カートリッジが書き込み可能であると検出された後に書き込み保護状態に設定された場合、書き込み保護のテープ ステータスであるにもかかわらずバックアップが正常に完了してしまいました。
- [T245076] BrightStor ARCserve Backup が更新され、スロット内のテープが正確に検出されるようになりました。 以前までは、スロット内のテープが確実には検出されず、「W3831 メディアが見つかりません。」や「W3832 ブランク メディアが見つかりません。」というメッセージがアクティビティ ログに生成されていました。また、「Error in search for tape for JobID[370]. EC=ENUM_TAPE_EXHAUSTED」というメッセージがテープ ログに生成されていました。
- [T245060] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Agent for Oracle がインストールされている場合、Client Agent バックアップ ジョブの完了後に Universal Agent で Oracle データ フォルダのハンドルが保持されることがなくなりました。
- [T245054] テープ エンジンの再起動後の自動インベントリ処理中に、チェンジャ スロット内で認識されないフォーマットのテープ(netvault など)がマネージャで例外を発生させなくなりました。
- [T245050] 23 および 24 番目のバイトにマルチバイト文字のある名前の MTF テープからデータをリストアできるようになりました。
- [T245028] Image Option のマージ ジョブが、「E11033: ファイル スキャンを実行せずにボリュームがバックアップされました。セッションをマージできません。」や「E3841: セッション番号が見つかりません。」というメッセージと共に失敗することがなくなりました。
- [T245024] BrightStor ARCserve Backup が更新され、ファイル名にある日本語の漢字がリストアの照会に一致するようになりました。
- [T245007] 日本語版サーバ管理ツールの[環境設定]ウィンドウの[Alert]タブで、テキストは大文字と小文字が区別されるという内容の誤ったコメント文字列が、テキストは大文字と小文字が区別されないという内容に修正されました。
- [T245002] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Unicenter® Network and Systems Management (Unicenter® NSM、以前の Unicenter® TNG) Integration Option (CSTNGX.EXE)は、Unicenter NSM リポジトリのビジネス プロセス ビューおよび Unispace にある Windows 2003 マシン上で BrightStor ARCserve Backup 用の管理対象オブジェクトを作成できるようになりました。
- [T3D3048] BrightStor ARCserve Backup が更新され、「E3814 セッション/暗号化パスワードが無効です。」のエラーを発生させることなく、(BrightStor ARCserve Backup 11.0 Windows 環境で実行中の) BrightStor ARCserve Backup v9.01 Client Agent for NetWare で NDS オブジェクトを元の場所にリストアできるようになりました。
- [T3D3037] オブジェクト ID の重複を示すエラー E11063 が不必要に生成されることがなくなりました。
- [T3D3029] バックアップ ジョブの完了後にバックアップ ドライブのルートに Client Agent for Windows の接続が保持されることがなくなりました。 以前までは、バックアップ ジョブの完了後にバックアップ ドライブのルートに Client Agent の接続が保持され、このエージェントを再起動しない限り該当バックアップ ドライブをフォーマットできませんでした。
- [T245125] Windows 2000 Server に対して(より効率的な CD による復旧ではなく)フロッピー ベースの惨事復旧方式(ローカルまたはリモート)を使用する場合は、インストールされているプログラムの更新方法の詳細について Readme ファイルを参照してください。
以下のセクションでは、このリリースで修正された不具合について説明します。
- [T245023] BrightStor ARCserve Backup は、[照会単位]オプションで日本語の漢字のファイル名が正しく表示されるよう改良されました。
- [T46B009] マルチ ストリーミングまたはマルチプレキシング バックアップ ジョブを使用して、ファイル システム バックアップを処理中であるという理由でエージェントがジョブを拒否することなく、 NetWare NDS をバックアップできるようになりました。
- [T46B019] tapecopy ジョブは、IDR スイッチが搭載されていない場合に、ランダム テープ ID を作成できるようになりました。 以前は、tapecopy ジョブを実行してターゲット テープを削除すると、ソース テープ データベース レコードも削除されました。これは、両方のテープの名前とテープ ID が同じであったためです。 Tapecopy では、ターゲット テープには別のテープ ID が与えられるようになりました。
- [T16C516] SAN 設定のユーザ フィールドで、23 文字以上使用できるようになりました。
- [T245074] [バックアップ後にファイルを削除] オプションが有効で、バックアップ完了前にメディア エラーが生じてテープからファイルをリストアできない場合に、ファイルがなくなることがなくなりました。
- [T2AC193] Windows からログオフしても、Tapecopy ジョブが実行停止されなくなりました。
- [T146366] [T3D4050] 画面更新時にメディア プールの選択内容をクリアせずに、[デスティネーション]タブのメディア プールを使用するジョブを変更できるようになりました。
- [T2D2395] [T352124] Windows 2003 server 上で実行中、またはローカル バックアップ ジョブにリモート Windows 2003 server が含まれる場合、DHCP データベースがローカル バックアップ ジョブによってバックアップされるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 また、dhcp.mdb ファイルが見つからないことは、アクティビティ ログには報告されなくなりました。
- [T2D2445] BrightStor ARCserve Backup を Windows 2000 以外の Windows システムにインストールすると、Windows システム オプションにジョブの詳細ログが表示されるようになりました。 以前は、Windows システムに関わらず、ジョブの詳細ログに Windows 2000 オプションが表示されていました。
- [T36B155] SAN 設定ユーティリティを使用して、プライマリ サーバに複数のメンバ サーバを追加できるようになりました。 以前は、ユーティリティを使用して複数のメンバ サーバを追加すると、メンバ サーバがすべて表示されませんでした。
- [T3F8074] Oracleバックアップ ジョブが、次のメッセージを表示して失敗することがなくなりました。「E8604バックアップを開始できません。 (DBNAME = XXX, EC = Backup Agent Error (261) 「Backup Agentは要求を処理できません」
- [QO67815] (T1A5246) IBM Ultrium テープ ドライブを使用して、マルチプレキシング バックアップ ジョブから安全かつ確実にリストアできるようになりました。
- [QO66654] (T46B020) BrightStor ARCserve Backup は、Microsoft SQL Server を代替 BrightStor ARCserve Backup データベースとして使用する場合、確実に保存セットに正しい数のテープが維持され、保存セットから再利用セットに移動されるよう拡張されました。
- [T16C533] ブランク テープがスロットにある場合でも、デバイス マネージャ インターフェースからテープを確実にフォーマットできるようになりました。
- [T245126] BrightStor ARCserve Backup は、Client Agent for Windows を使用してバックアップされたデータをリストアする際のセキュリティを強化するよう拡張されました。
- [T2D2454] (T245126) システム状態のバックアップ中、クライアント エージェントはレジストリ関連ファイルをすべて正しくバックアップするようになりました。
- [T1A5237] [T1A5238] - 別のプロセスが 32 ビットおよび 64 ビット マシンのファイルにアクセスしているというエラーが表示されて Agent for Open Files が失敗することがなくなるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T2D2446] - Client Agent for Windows が 64 ビット マシンで正しく開くことができるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T1A5229] - Image Option を Windows 2003 (SP1 適用) で使用中に、ボリュームが正しくフリーズされるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T36A238] - 惨事復旧情報が、Windows 2003 (SP1 適用) で、正しく生成されるようになりました。
- [T16C529] - Windows 2003 SP1 適用後に仮想テープ エンジンを開始した後、エラーで切断されることがなくなるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T146376] - Windows 2003 SP1 で拡張タイプを使用中、ジョブ キューが正しくロードされるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T146354] BrightStor ARCserve Backup と Microsoft SQL Server データベースで複数のテープを一度に消去し、テープがメディア管理で保護されていないというメディア管理エラーが表示された場合、Microsoft SQL Server へのログインが失敗したという内容のエラー メッセージが表示されることがあります。 特定の環境下では (ログインの失敗エラーによってエラー コード 18456、18452、または 5 が生成された場合)、BrightStor ARCserve Backup は Microsoft SQL Server へのログインを再試行するようになりました。
- [T16C477] デバイス環境設定は、エラーや失敗を生成することなく、StorageTek ACSLS ライブラリを確実に設定するようになりました。
- [T16C501] BrightStor ARCserve Backup 管理による複数のチェンジャのあるTape Library Optionの設定中、自動設定オプションを確実に使用できるようになりました。
- [T1A5212] BrightStor ARCserve Backup r11.1 を使用して BrightStor ARCserve 2000 Image Option で行ったバックアップを、確実にリストアできるようになりました。
- [T1A5213] Microsoft oplock 関連の多数の問題を解決するよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
– Quickbooks や AXIUM などのアプリケーションが、マルチユーザ モードでファイルを開くことができるようになりました。
– エラー メッセージが、Agent for Open Files がインストールされたリモート マシン上での破損 .pst ファイルを間違って表すことがなくなりました。
–
Outlook 2000 で、フォルダを確実にアーカイブできるようになりました。
- [T1A5216] クロスプラットフォーム SAN 環境での Windows プライマリ サーバ上のデバイス マネージャから、テープをインポートおよびエクスポートできるようになりました。
- [T1A5225] BrightStor ARCserve Backup の拡張により、NDMP NAS オプションがタイムアウトすることがなくなるよう、データ送信の SCSI プロトコル タイムアウト期間が増加されました。
- [T1A5228] BrightStor ARCserve Backup の拡張により、EMC Celerra がテープ デバイスを検出できるよう、raw NDMP モード サポートを提供できるようになりました。
- [T245079] 照会のリストア機能は、NDMP NAS オプションでバックアップされたワイルドカードや NAS ボリュームに 0x5c という値がある日本語の Shift-JIS 文字のあるファイル名を、確実に一致させることができるようになりました。
- [T2D2387] Tapecopy処理では、–qMethod FULL オプションを使用してすべてのセッションを照会することにより、フル バックアップMicrosoft SQL Server データベース セッションを検出できるようになりました。
- [T2D2396] ネットワーク共有を使用して、100 GB 以上を NAS デバイスに簡単にリストアできるようになりました。
- [T326180] Windows 2000 Traditional Chinese Advanced Server SP4 統合 CD を使用して、Disaster Recovery ブート キットを作成できるようになりました。
- [T367146] Client Agent からマシンレベル フィルタを設定して、abc.ext や driveletter:*.ext などのファイル パターンを排除できるようになりました。
- [T367147] 添付ファイルにタイトルがない場合でも[添付ファイルの除外]フィルタを使用して、ドキュメント レベルで Microsoft Exchange データを確実にバックアップできるようになりました。
- [T367148] 少数のメールボックスがバックアップされた後、ブリックレベル バックアップ ジョブが失敗するような状況を防止するため、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T367149] ドメイン コントローラ上の Agent for Microsoft Exchange Server を設定できるようになり、BrightStor ARCserve Backup は正しく ExchVerify.log を生成するようになりました。
- [T36A205] [T36A206] Oracle バックアップ ジョブは、実行終了後にリソースを正しくリリースするようになりました。
- [T36A207] 複数バージョンの Oracle がインストールされたマシン上の Oracle データベースに確実に接続できるようになりました。
- [T36A211] Agent for Microsoft SQL Server がマシンにインストールされている場合、BrightStor ARCserve Backup は、フルバックアップ中に MSDE ライタを正しくスキップするようになりました。
- [T36A223] リモート Microsoft SQL Server マシンのフル システム バックアップを、正しく実行できるようになりました。 それまでは、パッチ QO63594 を適用した後、そのようなジョブは「E8604はバックアップを開始できませんでした errMsg=[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]ユーザ'(null)' のログインは失敗しました。原因:信頼される SQL Server 接続に関連付けられていません。」というエラーが表示されて失敗しました。
- [T36B163] Client Agent for Windows を使用して Windows XP マシンをバックアップする時に、マシン全体を選択し、[バックアップ メディア コンテンツのスキャン] オプションを有効にできるようになりました。
- [T36B182] メッセージ「フィルタリングはDisaster Recovery Optionに対するバックアップを無効にします」は「フィルタリングはDisaster Recovery Optionに対するバックアップを無効にすることがあります」に変更されました。これは、フィルタリングがそのようなバックアップでは常に無効にされるとは限らないことを示します。
- [T3F8079] E3482 データの復号化に失敗しました (EC 27) というエラー メッセージを生成せずに、ファイル システムとエージェント バックアップ データのミックスを暗号化セットのグローバル オプションにリストアできるようになりました。
- [T3F8080] ドキュメント レベルのバックアップ中、Exchange Information Store セッションへの接続が失われた場合、BrightStor ARCserve Backup は正しく再接続され、ジョブを正しく完了するようになりました。
- [T3F8082] Microsoft Exchange Mailbox Store 名に /、#、または : などの特殊文字が含まれる場合も、Microsoft Exchange Server をドキュメント レベルでバックアップできるようになりました。
- [T3D3053] Client Agent for Windows をレジストリが 524284 KB 以上の Windows 2003 サーバで使用して、警告メッセージを生成したり、ジョブ ステータスが「不完全」にならずにシステム状態のバックアップ処理を実行できるようになりました。
- [T16C456] テープ イジェクト オプションやテープのエクスポートが有効にされている場合、マルチ ストリーミングの最後でテープがすべて正しくエクスポートされるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T16C462] HP-UHDL オートローダは、必要な時にしか全スロットのインベントリを実行しなくなりました。
- [T16C481] ca_devmgr –v –mediainfo コマンドと、デバイス マネージャ GUI によってスロット 0 が同一に扱われるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T16C486] 新規セッションが BrightStor ログでエラー メッセージを生成することなく、メンバ サーバから確実にバックアップできるようになりました。
- [T16C487] ブロック サイズ値が間違って設定されたためにバックアップ ジョブが失敗することがないよう、BrightStor ARCserve Backup はブロック サイズ値を確実に設定するようになりました。
- [T16C490] デバイス マネージャは、バーコード リーダを使ってハイフンを含む名前のある (例えば ABC-XYZ) ライブラリのバーコードまたはシリアル番号を正しく表示できるようになりました。
- [T16C492] [OK] をクリックすると、GUI からエラー メッセージがすべて正しくクリアされるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 以前は、テープ エンジンが開始された時にエラー メッセージが表示されてクリアすることができず、テープ エンジンを起動できませんでした。
- [T16C499] BrightStor ARCserve Backup は、マガジンの変更後、ブランクのスロットを正しく識別するようになりました。
- [T16C503] GFS ローテーション ジョブの開始後、最後のバックアップ ジョブに使用されたスロットがリリースされるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T16C504] BrightStor ARCserve Backup は、テープをライブラリから手動で取り出した後起動されたクイック インベントリ手順の結果を正しく報告できるようになりました。
- [T16C506] Plasmon DVD ジュークボックスは、テープ エンジン起動後にオンラインとして表示されるようになりました。
- [QO64863] (T16C508) リストア ジョブが問題なく実行された後に同じテープに追加するバックアップ ジョブが続いた場合、そのバックアップ ジョブがテープ内の有効なデータを上書きすることがないよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T1A5210] Windows 2003 Server でのファイル システム デバイスへのバックアップ中、BrightStor ARCserve Backup のパフォーマンスが改良されました。 以前は、そのようなバックアップ ジョブは、CUP リソースを多量に使用していました。
- [T1A5222] バックアップ ジョブの最初に、ジョブがランダムに失敗することがなくなりました。
- [T1A5224] テープ エンジンは、マガジンの交換後、確実かつ自動的に HP C1557A ライブラリのインベントリを実行するようになりました。
- [T245069] [ベース オプションからディレクトリを作成] を使用して、親フォルダを間違ってリストアすることなくサブフォルダをリストアできるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T245070] リストア マネージャの [検索] ダイアログで、日付別に確実に並び替えることができるようになりました。
- [T245078] BrightStorMgr.exe プロセスは、Windows 終了時に停止するようになりました。
- [T245086] BrightStor ARCserve Backup は、メディアを検索できないというメッセージを間違って生成することなく、スロットにあるテープを検索できるようになりました。
- [T245088] インベントリでテープが書き込み可能であると識別された後でも、書き込み保護されていることを正しく識別できるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T245092] 照会のリストア機能は、ワイルドカードと日本語の漢字のあるファイル名を正しく、かつ確実に一致させることができるようになりました。
- [T2D2382] [T2D2384] eTrust 7.0 と 7.1 の実行中でも、バックアップ中にサーバがフリーズすることなく、バックアップ ジョブを実行できるようになりました。
- [T2D2391] エラー メッセージが生成されることなく、サイズの大きい .jpeg と .bmp ファイルをリストアできるようになりました。
- [T2D2399] BrightStor ARCserve Backup は、DHCP ファイルを正しくバックアップできるよう拡張されました。
- [T2D2405] 100 ソース セッションのある Tapecopy ジョブを実行できるようになりました。
- [T2D2422] テープ セッションを指定しなくても、ca_restore コマンドを使用して複数のファイルを 1 つのジョブでリストアできるようになりました。
- [T2D2411] メディア名に * 文字があるローテーション ジョブの増分バックアップは、前のメディアに指定通り追加されるようになりました。
- [T36B174] カレンダ表示で現在の日付のバックアップ タイプが[増分]や[差分]の代わりに[フル]と表示されることなく、GFS バックアップ ジョブを変更できるようになりました。
- [T36B175] [T36B176] BrightStor ARCserve Backup では、「この製品は現在ライセンスが取得されていません。」というメッセージが間違って表示されることがなくなりました。
- [T36B177] ca_restore コマンドを使用して、Linux マシンからバックアップされたファイルをリストアできるようになりました。
- [T36B178] メディア名に * 文字のあるローテーション ジョブの週単位のフル バックアップは、ローテーション ジョブで増分バックアップに使用されたテープには追加されなくなりました。
- [T46B008] システム状態のバックアップ操作中、BrightStor ARCserve Backup は正しく証明書サービスを準備するようになりました。
- [T46B014] 除外 *.* フィルタは、指定されたファイルとディレクトリをすべて正しく除外するようになりました。
- [T46B015] レジストリが 524284 KB 以上の Windows 2003 サーバで、警告メッセージが生成されることなく、システム状態のバックアップ操作を実行できるようになりました。
- [T46B016] 実行前/後の処理コマンドが終了コード 0 を返さない場合、[ジョブの開始前に実行するコマンド]および[終了コード 0 でジョブを今すぐ実行]の実行前/後の処理が選択されているジョブが実行されないようになりました。
- [T46B017] マルチ ストリーミング ローテーション ジョブのサブジョブが、サブジョブのどれかが実際には翌日まで実行される場合でも、ジョブ全体が終了するまで確実に実行されるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T46B018] コマンド ca_dbmgr –show poolmedia を使用すると、保存セット内のメディアすべてを表示できるようになりました。
- [T3D3056] 同一ジョブ内の複数のドライブのクオータ情報をリストアできるようになりました。
- [T3D3057] BrightStor ARCserve Backup は、自動クリーニングが正しく起動されるよう、複数のテープにスパンするジョブのドライブ利用時間を正しく計算できるようになりました。
- [T3D3058] コンピュータ名が 3 文字以内のログ ファイルからのジョブの詳細を表示できるよう、Agent Management GUI は更新されました。
- [T36B167] インベントリ実行中にジョブを変更しても、ジョブからメディア プール名が削除されることがなくなりました。
- [T36B170] コピー ジョブを変更しても、Microsoft Windows Network でマシン名が 2 回表示されることがなくなりました。
- [T367152] どれだけのデータを破棄するか、および破棄ジョブをいつ実行するかを特定するには、[自動廃棄を有効にする]オプションを選択する前に関連オプション (例えば、Bigger than および Older than パラメータ) をすべて設定しなければならなくなりました。
- [T367154] 組み込み/ディレクトリ パターン フィルタを使ってリモート Windows マシンからファイルをコピーする際に、正しいファイルがコピーされるようになりました。
- [T31A229] このサービス パックでは、BrightStor ARCserve Backup Discovery Service のバッファ オーバーフローによるセキュリティの脆弱性に対処しています。 このセキュリティ更新は、BrightStor ARCserve Backup for Windows r11.1 ベース製品、および BrightStor ARCserve Backup のいずれかのエージェント がインストールされたすべての Windows システムに適用する必要があります。
- [T16C458] マルチプレキシング テープからセッションをリストアする際、エラー メッセージ「AE0040 無効なファイル シグネチャ: 0x421761de」を表示しなくなりました。
- [T2D2383] Tapecopy –ex コマンドは、データベース照会コマンドをサポートするようになりました。
- [T2D2392] IIS 設定は、システム状態のリストア ジョブ中に正しく保持されるようになりました。
- [T2D2400] BrightStor® ARCserve® Backup Laptops & Desktops からの増加データ管理ジョブは、ランダムに失敗することがなくなりました。
- [T31A210] システム状態のバックアップ操作のジョブ オプションで指定されたバックアップ方式を使用できるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T31A211] あらゆる全角漢字を使って[照会単位]を使用できるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T31A212] BrightStor ARCserve Backup は、重複したAlertメッセージを送信することがなくなりました。
- [T31A214] BrightStor ARCserve Backup マネージャは、識別できないメディア タイプを問題なく表示できるようになりました。
- [T367124] ca_backupコマンドのパラメータ、owritesameblankanyがテープ名を間違って要求することはなくなりました。
- [T367138] コピー ジョブは、サポートされた全 Windows プラットフォームで指定されたファイルとフォルダをすべて確実にコピーできるようになりました。
- [T36A176] リモート バックアップ ジョブが変更された時、BrightStor ARCserve Backup は、オプションを一貫してかつ確実に保持できるようになりました。
- [T36A195] 診断ウィザード実行後、ジョブが実行された時に BrightStor ARCserve Backup はアクティビティ ログに情報を正しく、かつ確実に記録するようになりました。 以前は、診断ウィザードではアクティビティ ログ オプションのメッセージ タイプを「なし」と間違って設定したため、情報が記録されませんでした。
- [T36A198] [増分]および[差分]GFS バックアップ ジョブでは、惨事復旧セッションをローカル クラスタ ノードに作成し、含めることはなくなりました。
- [T367123] ジョブ マネージャが失敗することなく、Information Storeレベル ストレージ グループ バックアップ ジョブを変更、および再サブミットできるようになりました。
- [T367135] BrightStor ARCserve Backup は、すでにサブミットされているジョブを変更した時に、データベース レベル バックアップ ジョブに選択されたバックアップ方式を保持するようになりました。
- [T367143] ドキュメント レベル バックアップ ジョブがエラー 8535 で間違って失敗することがないよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T31A213] 日本語などの全角文字のあるドキュメント レベル バックアップ セッションで、マージ処理を確実に実行できるようになりました。また、データベースおよびリストア マネージャは、全角文字のあるアイテムを正しく表示できるようになりました。
- [T3F8081] サイズの大きいデータベースのある Microsoft SQL サーバをブラウズ中、BrightStor ARCserve Backup はデータベースすべてを正しく表示できるようになりました。 さらに、フル バックアップ ジョブはこれらのサーバにあるデータベースをすべて正しく、かつ確実にバックアップするようになり、RPC サーバが失敗することはなくなりました。
- [T369182] BrightStor ARCserve Backup は、表領域でのあらゆる日本語文字の使用をサポートするようになりました。
- [T36A180] SAP ITS Web Application 6.20 SAP Portal がインストールされた Agent for Oracle を使用して、データを確実かつ正しくバックアップできるようになりました。
- [T36A187] クロスプラットフォーム バックアップ ジョブからのテープをマージした時、全セッションの日時が正しく表示されるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T3F8074] Oracleバックアップ ジョブが、次のメッセージを表示して失敗することがなくなりました。「E8604バックアップを開始できません。 (DBNAME = XXX, EC = Backup Agent Error (261) 「Backup Agentは要求を処理できません」
- [T3F8073] Oracle SAP バックアップ ジョブは、次のようなエラー メッセージを表示して失敗することがなくなりました。「E8604 バックアップを開始できません。 (DBNAME = XXX, EC = Backup Agent Error (261) 「Backup Agentは要求を処理できません」
- [T31A194] 惨事復旧バックアップ ジョブの実行中、フィルタリングを使用できるよう BrightStor ARCserve Backup Disaster Recovery Option は拡張されました。
- [T36A177] 日本語バージョンの Windows 2000 での惨事復旧処理中に、USB キーボードが正しく検出されるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T16C485] 追加オプションが有効にされた GFS ローテーション ジョブが、クロスプラットフォーム SAN 環境で正しく、かつ確実に起動されるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T16C473] メンバ サーバにローカル接続されたテープ ドライブのある SAN 環境にあるチェンジャのドライブがデバイス マネージャで正しく表示されるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 以前は、デバイス マネージャではチェンジャにあるローカル接続されたテープ ドライブが表示されていました。
- [T16C475] メンバ サーバからバックアップしているとき、プライマリ サーバのテープ エンジンは「テープへのE6500クライアント接続が失敗しました」というメッセージでランダムに失敗することがなくなりました。
- [T16C465] ジョブが失敗して、テープがマルチ ストリーミング ジョブにエクスポートされても、テープ エンジンは失敗することがなくなりました。
- [T16C479] テープ エンジン起動時にバーコード以外のチェンジャでテープのあるスロットが空であると表示されて不要なインベントリを促さなくなるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。
- [T245072] エラーがテープ ログに繰り返し記録されてバックアップ ジョブが停止しなくなるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。
- [T1A5208] このテスト修正は、以下の問題に対処したものです。
– HP C5713A ライブラリでマガジンを交換すると、テープ エンジンが自動的にインベントリを実行し、新しいマガジンのテープを検出します。
– テープ エンジンは Read Element Status SCSI コマンドで停止することがなくなりました。
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IBM 4560SLX ライブラリと HP Ultrium 1-SCSI ドライブで、メディアを位置付けできるようになりました。
–
IBM では、ASC テキスト Unsupported Target Descriptor Type Code [04, 07] は Logical Unit Not Ready, task in progress [04, 07]に変更されています。
- [T31A207] 両面 Optical Media は、バックアップ マネージャで正しく表示されるようになりました。
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