Citrix Systems
Version 8.x
2004年1月
はじめに
この文書は、以下のトピックで構成されています。
製品の新機能、および必要なシステム環境について詳しくは、『MetaFrame Javaクライアント管理者ガイド』を参照してください。
MetaFrame Presentation Server製品のマニュアルは、『ドキュメントセンター』から表示できます。『ドキュメントセンター』およびその他のマニュアルは、Adobe PDF(Portable Document Format)形式で提供されています。これらのマニュアルを表示、印刷するには、Adobe Acrobat Reader 5.0.5以降が必要です。キーワードを使って『ドキュメントセンター』に含まれるすべての文書内を検索するには、Adobe Acrobat 6.0(フルバージョン)が必要です。Acrobat Reader(Adobe Reader)は、アドビシステムズ社のWebサイト(http://www.adobe.co.jpまたはhttp://www.adobe.com)から無料でダウンロードできます。
また、Citrix製品のマニュアルの最新版は、Citrix社のWebサイト(http://support.citrix.com/)からダウンロードできます。[Product Documentation]リンクをクリックして、Product Documentationライブラリのページを表示します。ここでは、各言語用に作成されたマニュアルの最新版をダウンロードできます。
Citrixでは、主にCitrix Solutions Network(CSN)のパートナー各社を通して、テクニカルサポートを提供しています。Citrix製品のサポートについては、Citrix製品の販売代理店にお問合せください。また、Citrixオンラインテクニカルサポートを使用して、最新の問題とその解決策について検索することもできます。
Citrixオンラインテクニカルサポートのアドレスは、http://support.citrix.com/です。ここでは、ダウンロードページ、 Citrix Knowledge Center、Citrix Consulting Services、およびその他の有用な情報の参照先が説明されています。
このリリースでは、*J.jarファイルは提供されません。Mac OS Xでは、*N.jarファイルを使用できます。
Secure Gatewayの設定を[設定]ダイアログボックスで指定できない
Secure Gatewayを設定するオプションは、[設定]ダイアログボックスの[ファイヤウォール設定]タブから削除されました。通常、Secure Gatewayの設定は、Web Interfaceまたはその他のサーバー側の設定により指定されます。MetaFrame Javaクライアントの以前のバージョンでSecure Gatewayのアドレスを設定しており、この設定を新たに変更または削除する場合は、クライアント側で設定ファイルのappsrv.iniを検索して編集する必要があります。このファイルの場所は、JVMおよびプラットフォームにより異なります。詳しくは、『MetaFrame Javaクライアント管理者ガイド』を参照してください。Secure Gatewayの使用を中止するには、appsrv.ini内のSSLEnableパラメータを削除します。Secure Gatewayサーバーを変更するには、 SSLProxyHostパラメータの値を変更します。
Mac OS X Pantherでのシームレスウィンドウのサポート
Mac OS X 10.3(Panther)上でMetaFrama Javaクライアントを使用する場合には、シームレスウィンドウがサポートされます。ただし、シームレスウィンドウを最小化または元のサイズに戻した場合は、ウィンドウがドック付近のMac OS Xデスクトップ上に、一部が非表示のWindowsスタイルのタイトルバーとして表示される場合があります。この現象が発生した場合は、タイトルバーウィンドウの[最小化]または[元のサイズに戻す]ボタンをクリックして、これらの操作を個々に完了してください。シームレスウィンドウは、Mac OS X 10.3より前のバージョンではサポートされていません。Mac OS X 10.3より前のバージョンでMetaFrame Javaクライアントをシームレスモードで実行すると、セッションは非シームレスモードで開始します。
注:上記の説明は、日本語環境には当てはまりません。日本語環境で動作するMetaFrame Javaクライアントは、Mac OS Xをサポートしていません。
「以前の」グラフィック機能の未サポート
MetaFrame Javaクライアントのこのリリースでは、旧バージョンのMetaFrame Javaクライアントの「以前の」グラフィック機能を実行するJICA-tw1アーカイブを提供しません。このため、このリリースのMetaFrame Javaクライアントは、サービスパックをインストールしていないMetaFrame 1.8には接続できません。MetaFrame 1.8にService Pack 1以降をインストールすると、このリリースのMetaFrame Javaクライアントでサポートされる新しいグラフィック機能を実行できます。ただし、Service Pack 1をインストールしたMetaFrame 1.8は、256色を使用するICAコネクションではデフォルトで以前のグラフィック機能を使用します。この問題を解決するには、次の2つの対処方法があります。
- HTMLページでDesiredColorパラメータの値を4(32000色)または8(1600万色)に設定して、MetaFrame Javaクライアントで使用するウィンドウの色数を256色よりも大きく設定します。
- MetaFrameサーバーで、次のコマンドを実行して、256色を使用するように指定された接続でもサーバーが新しいグラフィック機能を使用するように設定します。twconfig /tw1:off
その他の既知の問題はすべて、『MetaFrame Javaクライアント管理者ガイド』の第6章「MetaFrame Javaクライアントのトラブルシューティング」で説明しています。